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2008.3.4
第7回公開研究会(2008年3月)のお知らせ
■日時 :2008年3月28日(金j17時〜20時
■会場 :東京大学大学院情報学環福武ホール・福武ラーニングシアター
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩6分
地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩8分
※いつもとは曜日や開始時間がちがいます。ご注意下さい。
※赤門左脇、3月26日落成の新しい建物の地下2階。
工学部新2号館ではないのでご注意下さい。
■参加費:500円(事前申込は必要ありません)
■テーマ:「メディア・エクスプリモの挑戦:
学環えんがわワークショップから考える」
メディア・エクスプリモ 【http://www.mediaexprimo.jp/】は、人々のメディア表現をより豊かに、持続的に育むことを目指した、情報デザインの学際的な研究プロジェクトです。メディア・エクスプリモは、「情報があふれかえる社会」が「表現が編みあがる社会」へと変わっていくことを願い、人々の日常的なメディア表現活動が持続的で、より豊かな営みになることを支えるプラットフォーム構築を目指す学際共同研究プロジェクトの通称です。
日本の情報社会では、1990年代半ば以降、インターネットやモバイル・メディアなどのデジタル・メディアが急速に普及してきました。近年は、数多くの人々が、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を使って自らのことや地域のことを語ったり、映像のやりとりをしたりというふうに、メディア表現をはじめています。いわば「表現する社会」が立ち現れつつあります。しかし私たちは、本当に豊かな「表現する社会」を生きているといえるのでしょうか。
日本社会は、歴史的にみてマスメディアが強く、技術中心的なメディ ア観が卓越し、有形無形の社会規範や約束事のしばりが強いなどの特徴 を持っているといわれます。メディア・エクスプリモの目的は、そうしたなかにおかれた市民のメディア表現をより豊かに、持続的に展開するための、新しい技術的、文化的なシステムを研究開発することにあります。
このプロジェクトは、情報デザインを中心に、インターフェイスとSNSの技術的研究、人工知能と知識支援システムの研究、そして人文社会的なメディア研究に取り組む4つの研究グループが、文理横断的、学際的に協働して進められる予定です。その協働のために、「批判的メディア実践」という新しい方法論を用いています。科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(CREST)「デジタルメディア作品の制作を支援する技術基盤・研究領域」の一プロジェクトとして実施しています。
3月の公開研究会では、メディア・エクスプリモを進める多摩美術大学の須永剛司さん、東大先端研の堀浩一さん、産総研の西村拓一さん、メルプラッツ・運営メンバーで東大情報学環の水越伸さんら、およびチームメンバーにお越しいただき、その概要とこれまでの成果をお話しいただきます。
またメディア・エクスプリモが主催して3月5日からスタートする「学環えんがわワークショップ」の成果を用いた「福武あいうえお画文」というメディア遊びをやってみる予定です。これはケータイやデジカメの写真と文章からなるメッセージをたくさん集め、アーカイブし、それらを組み合わせたり、編みあげたりして、人々の思いを可視化したり、新しい物語を作ったりする、一種の集合的な、コミュナルなメディア・アートだともいえます。
市民のメディア表現や芸術表現、新しい技術システムを活かしたワークショップや教育、ケータイのメディア・コミュニケーション、大学発の地域おこしなどにご興味、ご関心がおありの方に、ぜひお越しいただければと思います。
■タイムテーブル
全体司会:水越伸(東京大学)
17:00-17:10 メル・プラッツからのごあいさつ
水島久光(東海大学)ほか
17:10-17:40 メディア・エクスプリモとはなにか
須永剛司(多摩美術大学)、
阿部純・鳥海希世子(東京大学)
17:50-19:20 ワークショップ「福武あいうえお画文」
進行:鳥海希世子ほか
19:20-20:00 文理横断型研究の展開:批判的メディア実践の軌跡
進行:水越伸
登壇:敦賀雄大(多摩美術大学)、
友部博教(産業技術総合研究所)、
沼晃介(東京大学)、
鳥海希世子
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※事前に申し込みは必要ありません。
※第7回(3月28日)公開研究会のお問い合わせ先
メル・プラッツ事務局【2007@mellplatz.com】
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2008.1.28
第6回公開研究会(2008年2月)のお知らせ
■日時 :2008年2月23日(土)14時〜18時
■会場 :東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html
※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩8分
地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩8分
■参加費:500円
■テーマ:「あらためてメディア・リテラシーを問う」
メル・プラッツでは昨年、スタートを切った7月から数えて5回の公開研究会を開催してきました。各回とも、内容の濃い報告とディスカッションが展開され、そこから様々な新たな課題がうかびあがってきました。
そこで、2008年最初の公開研究会である今回は、これまでの議論を振り返りつつそれぞれの会の課題を総合的にとらえ直してみたいと考え、「あらためてメディア・リテラシーを問う」ディスカッションを中心とした会を企画いたしました。
これまでの5回の公開研究会で、進行・コメンテーターなどを務めた、メルプラッツの運営メンバーが、各回の振り返りを踏まえて問題提起を行い、参加者の皆さんとグループに分かれてじっくり話し合い、この先の活動・交流につなげていきたいと考えています。
これまでの公開研究会に参加された方も、時間がなくて参加できなかった方も、是非、この機会にご参加いただきたく存じます。皆さんとの活発な意見交換ができる「場」に、していきたいと思います。
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※事前に申し込みは必要ありません。
※お問い合わせは【mail:2007@mellplatz.com】
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■これまでの5回の公開研究会の内容については、このWebサイトの「archive」のページをご参照ください。
・第1回公開研究会(東京)
http://www.mellplatz.com/archive/070721.html
・第2回公開研究会(東京)
http://www.mellplatz.com/archive/070922.html
・第3回公開研究会(東京)
http://www.mellplatz.com/archive/071020.html
・第4回公開研究会(福岡)
http://www.mellplatz.com/archive/071117.html
・第5回公開研究会(京都)
http://www.mellplatz.com/archive/071222.html
【2008年2月〜4月の研究会の予定】
○第6回公開研究会
2月23日(土)会場:東京大学(本郷)工学部新二号館
○第7回公開研究会
3月28日(金)会場:東京大学(本郷)情報学環福武ホール ※1
○2008年度メル・プラッツEXPO(仮称)※2
4月26日(土)〜4月27日(日)会場:東京大学(本郷)情報学環福武ホール
※1:3月26日に東京大学(本郷)構内に新たに情報学環・福武ホールがオープンします。メル・プラッツの第7回公開研究会は、その記念ワークショップとして実施される「メディア・エクスプリモ」の実践報告を中心に行います。そのため、通常と異なり、金曜日の夕方(17:00)からの開催の予定です。
※2:年に一度、さまざまなメディア・リテラシーに関する実践と研究が全国から「集結」するイベントを企画しています。様々なテーマを設けて、皆さまに楽しく参加いただける会にしたいと考えています。詳しい案内は、2月中旬に予定しています。
2007.11.27
第5回公開研究会(2007年12月)のお知らせ
■日時 :2007年12月22日(土)13時30分〜18時
■会場 :キャンパスプラザ京都 第三講義室
http://www.consortium.or.jp/campusplaza/
※〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
京都駅烏丸口から西に3分(JR京都駅ビル駐車場西側)
TEL : 075-353-9111 / FAX : 075-353-9121
■参加費:500円
■テーマ:「“学び”とメディアの間を結ぶもの」
メディア・リテラシーと、隣接する様々な問題との関係を考えることをテーマに進めてきましたシリーズの最終回は、「教育」と「メディア」の重なりあいについて考えていきます。私たちは「メディア・リテラシー」の実践的活動を通じて、いったい何を“学んで”きたのか? そもそも“学び”とはどのような営みなのか——教育研究、学校教育の現場で、新たな挑戦をされてきた方々をお招きして、ディスカッションの輪を広げていきたいと思います。
会場は、京都駅前の「キャンパスプラザ京都」。分厚い関西地区の研究・実践活動を中心に置いて、全国の「教育実践」「メディア・リテラシー」をめぐる問題関心を広く結びつけていく研究会にしたいと思います。
【タイムテーブル】
13:30 オープニングトークセッション
司会 :村田麻里子(京都精華大学、メル・プラッツ運営メンバー)
ご挨拶:境真理子(江戸川大学、メル・プラッツ運営メンバー)他
14:00 第一部 「“学び”の本質を考える——情報・対話・メディア」
プレゼンテータ(1):黒上晴夫(関西大学)
プレゼンテータ(2):本間直樹(大阪大学)
コーディネータ :上田信行(同志社女子大学)
16:00 第二部 「番組制作から何を“学ぶ”のか」
プレゼンテータ(1):鮫島京一(奈良女子大学附属中等教育学校)
プレゼンテータ(2):崔銀姫(佛教大学、メル・プラッツ運営メンバー)
コーディネータ :水島久光(東海大学、メル・プラッツ2007年度オーガナイザー)
●第一部は、オープンスクールからインターネットの活用まで、どのような環境が“学び”を支えるのかについて探求されている黒上さんと、「哲学カフェ」などの様々な実践を通じて“対話教育”の研究をされている本間さんのセッション。数々のワークショップをデザインしてこられた上田さんと、“学び”のエッセンスを一緒に拾い出していきます。
●第二部は、新しいコンセプトの社会科の授業の中で、放送局との協力関係のもとに番組制作実践を効果的に導入している鮫島さんと、「ドキュメンタリー・チャンネル」という Webサイトで、映像制作を通じて学びあう場づくりにチャレンジする崔さんの実践報告。コーディネータは、やはり大学生たちの番組制作集団を支援する水島が務めます。
●第二部終了後、懇親会を行います(参加費4,000円/学生2,000円)。懇親会に参加希望の方は恐縮ですが「事前申込」をお願いいたします(公開研究会には事前申込は必要ありません)。
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第5回(12月22日)公開研究会のお問い合わせ・懇親会参加申し込み先
メル・プラッツ事務局【
2007@mellplatz.com】
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2007.10.23
第4回公開研究会(2007年11月)のお知らせ
■日時 :2007年11月17日(土)13時〜18時
■会場 :福岡アジア美術館7階彫刻ラウンジ
http://faam.city.fukuoka.jp/use/use_acc.html
※福岡市営地下鉄・中州川端駅 6番出口より徒歩すぐ
西鉄バス川端町バス停下車 徒歩すぐ
■参加費:1,000円(福岡アジア美術館入館料,研究会資料代含む)
■共催 :福岡アジア美術館,NPO法人子ども文化コミュニティ
■テーマ:「ミュージアムにおけるコミュニケーション・デザイン 〜放送とメディアリテラシー〜」
メル・プラッツでは年内の公開研究会を、メディア・リテラシーと、隣接する様々な問題との関係を考えることをテーマに進めています。今回は、「放送」と「メディアリテラシー」の課題の重なりはどこにあるのかという問いに焦点を当て、パネル・ディスカッションとワークショップを行い、「放送の成り立ち、要素を分解して組み立てる」ことで、マスメディアの自明性を問い、さらに映像表現の広がりや周縁への広がりにも目を向けていきます。
また、東アジアにおけるメディアリテラシーをめぐる協働活動を推進する立場から、福岡アジア美術館との共催で実施します。コミュニケーション・デザインの実践研究の一環として美術館の空間を利用し、そこから子どもやメディア教育の可能性を広げるための学習空間のあり方を探るとともに、ミュージアムと放送という異分野間の、今後の連携についても考えてまいります。
【第一部】パネル・ディスカッション「放送とメディアリテラシー」
プレゼンテータ(1):増田朋和(KTNテレビ長崎) プレゼンテータ(2):佐藤紀子(RKB毎日放送) コメンテータ :劉雪雁(国際通信経済研究所,メル・プラッツ運営メンバー)
□増田さんは、昨年、民放連メディアリテラシー・プロジェクトにテレビ長崎が参加したことがきっかけとなり、今年も自社事業として引き続き子どもたちとの番組づくりなど、放送局としてのメディアリテラシー実践に取り組まれています。
□佐藤さんは、RKBの記者で、昨年7月から1年間アメリカに「放送とメディアリテラシー」について研究留学しました。また、2002年度に実施された民放連メディアリテラシープロジェクトにも参加しています。
【第二部】ワークショップ「ムービーカード」
講 師 :宮原美佳(メディア・アーティスト)
杉本達應(メディア・アーティスト)
コメンテータ:林田真心子(元FBSアナウンサー,メル・プラッツ運営メンバー)
□ムービーカードは紙製カードを並べ替えるだけで誰でも編集できる画期的なツール。参加者はディスカッションを通して映像編集をし、クリエイティブな活動の面白さを知り、映像メディアの表現特性についての理解を深めます。今回は放送の送り手と受け手、研究者が共にワークショップに参加することを通じて、映像制作や映像表現の成り立ちや広がりについて理解を深め、互いに学び合います。
□ワークショップへの参加は、今回に限り「事前予約」が必要です。事前予約 をして参加される人以外(当日飛び込みなど)は、ワークショップにはオーデ ィエンス(観覧者)として参加するかたちになりますので、ご了承願います。
メル・プラッツの公開研究会は、プレゼンテータと参加者の皆さんの対話・交流を深めていただく場として、プレゼンテータとのディスカッションの時間をしっかり設けていきたいと考えています。是非、みなさまのお越しをお待ちしております。
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□11月公開研究会のお問い合わせ・参加申し込み先
NPO法人子ども文化コミュニティ【info@kodomo-abc.org】
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□お問い合わせ・電子メール送り先:
メル・プラッツ事務局【2007@mellplatz.com】
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2007.10.2
第3回公開研究会(2007年10月)のお知らせ
■日時 :2007年10月20日(土)14時〜18時
■会場 :東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b(情報学環プレゼンテーションルーム)
※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩約8分、
地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩約8分
→東京大学へのアクセス
→本郷キャンパスのマップ
■参加費:500円
■テーマ:「ジャーナリズムとメディアリテラシーの対話」
メル・プラッツでは年内の四回の公開研究会を、メディア・リテラシーと、隣接する様々な問題との関係を考えることをテーマに進めています。
今回は、「ジャーナリズム」と「メディアリテラシー」の課題の重なりはどこにあるのかという問いに焦点を当て、研究活動と実践活動各々の報告を介して、ジャーナリズムの理念とメディアの現実の狭間にあるものとは何か、また、メディアに向き合う「プロ」の意識とはなにかを考えてまいります。
プレゼンテータ(1):林香里(東京大学)
プレゼンテータ(2):下村健一(市民メディアアドバイザー)
総合司会・コメンテータ:境真理子
(江戸川大学;メル・プラッツ運営メンバー)
□林さんは、ロイター通信という報道の現場から、留学を経て研究の道に入られました。2002年に『マスメディアの周縁、ジャーナリズムの核心』を出版され、公共圏論、社会システム論のエッセンスから今日のマスメディアとジャーナリズムの関係を論じるための新しい理論を探求されています。
□下村さんは、TBSでキャスターとして活躍し、1999年に退社。その後子ども時代から関わってきた「市民メディア」の支援活動に本格的に転進し、現在テレビ、ラジオでの仕事も継続しながら、マスとオルタナティブメディアを結ぶ実践的活動に数多く取り組まれています。
メル・プラッツの公開研究会は、プレゼンテータと参加者の皆さんの対話・交流を深めていただける場として、プレゼンテータとのディスカッションの時間をしっかり設けていきたいと考えています。
是非、みなさまのお越しをお待ちしております。
※事前に申し込みは必要ありません。
※お問い合わせは【mail:2007@mellplatz.com】
2007.8.21
第2回公開研究会(2007年9月)のお知らせ
※第2回公開研究会は終了しました。お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。
研究会の報告を掲載いたしましたので、そちらもご覧下さい。→【第2回公開研究会報告】
■日時 :2007年9月22日(土)14時〜18時
■会場 :東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b(情報学環プレゼンテーションルーム)
※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩約8分、
地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩約8分
→東京大学へのアクセス
→本郷キャンパスのマップ
■参加費:500円
メル・プラッツではこれから年内の四回の公開研究会を、メディア・リテラシーと、そこに隣接する様々な問題との関係を考えるシリーズとして進めてまいります。
まず今回は、「メディアを活用して、社会との関わりを築く」というテーマで、お二人のプレゼンテータをお招きしました。
□一人目のプレゼンテータは白水繁彦さん(武蔵大学社会学部)。白水さんは、エスニック文化とメディアの関係を研究されてきました。特にエスニック・マイノリティ(ある国家内の少数異民族)が、どのようなリーダーシップのもとにコミュニティを作り出しているか——そこでメディアがどのように機能しているかについて、ハワイの日系人社会研究をはじめ、数多くのフィールドワークを重ねてこられました。
白水さんのプレゼンテーションに続いて、コメンテータとして鳥海希世子さん(湘南市民テレビ局・東京大学大学院)、ペク・ソンスさん(神田外語大学)が加わります。エスニック・マイノリティが「ホスト社会」のマジョリティの文化を受容し、関係を築いていく過程にみられる「メディア」の機能を考えることは、市民メディア、地域メディアのさまざまな試みや、異文化 理解に関する問題に通じている——そういった観点から議論をしてみたいと考えています。
□二人目のプレゼンテータは岸尾祐二さん(聖心女子学院初等科)。岸尾さんは、教育現場(小学校)で新聞を用いた実践を重ねてこられました。その活動——たとえばおもしろい「見出し」や、文字、記事の配列などを集め、そこから「発見」の芽を育てていくアプローチによって、単に「新聞を読み、その内容を理解する」ことに止まらず、「メディア」を用いて創造性を育む 教育へと発展させてこられました。
岸尾さんのプレゼンテーションには、コメンテータとして高宮由美子さん(NPO子ども文化コミュニティ)と私、水島久光(東海大学文学部)が加わります。「子ども」は、どのようなプロセスを経て、社会への関心を育てていくのか——これは、今日極めて重要な課題です。岸尾さんの実践的な活動から、「子ども」と「社会」との実際の距離を踏まえ、「子どもたち」のため に「メディア」をどのように活用することができるかについて、考えていきたいと思います。
□「エスニック・グループ」と「子ども」は、ともに必ずしも社会の中心にはいない——という点で共通した存在特性をもつと考えることができます。しかし、そのような「周縁」的なところから、「メディア」の働きを見つめ直すことから、メディア・リテラシーとその実践的活動の社会的な有効性を考えていくことができるのではないか——これが、今回の研究会の大きなテーマです。
□今回から「メル・プラッツ公開研究会」では、プレゼンテーションの後、プレゼンテータとコメンテータを中心としたディスカッションタイムを設けています。コーヒーやお菓子もご用意しました。車座になって、たのしく議論の環を広げていきたいと思っています。
【タイム・テーブル】
14:00 ごあいさつ 水島久光(メル・プラッツ2007年度オーガナイザー)
14:10 プレゼンテーション(1) 白水繁彦(武蔵大学)
14:50 プレゼンテーション(1)へのコメント
鳥海希世子(湘南市民テレビ局・東京大学大学院)
ペク・ソンス(神田外語大学)
15:20 休憩
15:30 プレゼンテーション(2) 岸尾祐二(聖心女子学院初等科)
16:10 プレゼンテーション(2)へのコメント
高宮由美子(NPO子ども文化コミュニティ)
水島久光(東海大学)
16:40 ディスカッションタイム
17:30 今日の振り返り
是非、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
※事前に申し込みは必要ありません。
※あらかじめお知らせしておりました公開研究会の年間予定に、変更がございます。9月の公開研究会は、22日(土)に開催いたしますので、お間違えの無いようお願いいたします。
※お問い合わせは【mail:2007@mellplatz.com】
2007.6.25
第1回公開研究会(2007年7月)のお知らせ
第1回目のメル・プラッツ公開研究会は終了いたしました。多くの方にご参加いただき、どうもありがとうございました 。研究会の報告を掲載いたしましたので、そちらもご覧下さい。→【第1回公開研究会報告】
第1回目のメル・プラッツ公開研究会を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちいたしております。
【テーマ】
(1)ようこそ「MELL platz」へ
水島久光(東海大学・MELL platz 2007年度オーガナイザー)
(2)「メディアリテラシーの現在の位置 〜今、メルプロジェクト「東京宣言」を再び考える」
報告者:
水越伸(東京大学)
討論者:
石田佐恵子(大阪市立大学)
藤田真文(法政大学)
本橋春紀(BPO/放送倫理・番組向上機構)
※50音順,敬称略
→メルプロジェクト「東京宣言」日本語/English/Chinese/Korean
■日時 :2007年7月21日(土)14時〜18時
■会場 :東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b(情報学環プレゼンテーションルーム)
※地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩約8分、
地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩約8分
→東京大学へのアクセス
→本郷キャンパスのマップ
■参加費:500円
※事前に申し込みは必要ありません。
※お問い合わせは【mail:2007@mellplatz.com】